新横浜BELL'Sレポート 

REPORT BY HIROSHI

 このレポートは、2001.10.28に新横浜BELL’Sで行われたライブレポートなのだ。このライブはAji(アジ)というプログループのライブがメインで、そのオープニアクト(にしては計1時間もあったりするのだが)として、数々の有名アカペラグループを輩出してきた伝統ある早稲田大学サークルSCS(Street Corner Symphony)所属の『Dynamite A Go Go!!』と、新興サークルでありながら、その結束力・組織力で急成長中の埼玉大学サークルのChocoletz(チョコレッツ)所属の我らが『男の達人』が30分ずつのステージを披露したのだった。



男達はトップバッターで登場!!


貴重な
VOICE GUITAR
!!
 まず暗転したステージに登場するなり”ドゥービーディダードゥッ♪”と男達結成以来歌っているVocal 7th Beatの「嵐が丘」を歌い始めた。こいつぁ、ワタルがずっとリードをやっているように見えるかもしれないが、実はアサイの方がリードだったりする。んでヒロシのな艶やかなベースボーカルもいつも以上に冴えてたが、やっぱりカッコイイのはツヨシのボイスギターとテツの熱くグルーヴィーなボイパだった。





新曲!!

 続けざまに、全員がうつむき、アサイとツヨシが聞き覚えのある?旋律を静かに始めた。ぱっと全員が顔を上げ、今将にハジケ出さんとしたが、フェイントォォォォー!! 笑いが沸き起こりつつも、再び静かな旋律へ。とたんにベース、パーカスが入り一気に激しくなる。そうだ、NANASE AIKAWAの「Break Out!!」だ!!初お披露目だ!!踊りだしたメンバー達(左絵参照)も会場もリズムの波に乗る。ライブハウスならではのステージと客席の近さ、一体感がその場に生き生きと現れていた。そんな中で高いリードを張り上げるワタルはワタルコールに歌詞が吹っ飛びパニクリ、尚も会場は熱が上がった。ワタルは美味しかった。

みんなもBreak Out!!を聞いたときは
踊らねばならないのだ。




これぞ男達!?

  今回はなんせ、30分で男達をできる限り伝えようってわけだ。なんと「男達CMソング集」を紹介!!これはかなりレアだ。まずはハモネプスペシャルで歌っていた「ロート製薬」、次に、今は和田アキコになってしまったが、Featuringシゲル松崎だった頃の「リーヴ21」”抜け毛薄毛髪の悩みはリーブ21♪”byツヨシリード、最後は今やCMの歴史の1ページを占めるだろう「武富士」byヒロシリードで最後に”テテレテッ♪”でポーズが決まったが、実は笑い所はアサイがひたすら”Go!! Go!! Go!!…….”とGoパートを言いつづけている所であるはずだ。しかもアサイの右手にはなんとっっっっ!!!!!、、、、気付いた人はメールを!!正解者に秘密写真をプレゼント!




後半戦

 だいぶ文字数が増えて読む気もうせうせうさ蔵(意味不明)になってきたがライブはまだまだ終わっとらん。CM集の次はおなじみオールディーズナンバーの「Get Ready」(原曲はテンプテーションズ)をヒロシが歌いだした。普通にかっこいい曲だ。ところがタダでは終われなかった男達!!間奏で急にスロウテンポになったと思ったらワタルが”〜”と語りだした。”あんた、あの娘のなんなのさ”で大盛り上がり!!”港のYOKO、YOKOHAMA、YOKOSUKAー!!♪”余韻を残しつつ,再び間奏に戻りワタルのベースソロそしてヒロシの歌という流れで終わった。

と思ったらそのままテツがリズムを刻み続けている。我らが男達の誇るパーカッショナー鉄之助のパーカスショーだ!!こんなすごいことをいつもやっていたのかぁ!!ソロを聞いてあらためて気づく。そして、この音圧の強さ。普段の曲中では無いような鳥肌もののリズムパターンの嵐の中、口に当てたパーカスマイクとは別に、さっとマイクを取り出した。あれはっ、あれはケンゾー!?取り出したマイクを喉に当てるとパーカスとベースが同時に鳴っているではないか!!!驚きのざわめきが、すぐさま歓声にかわり、テツものってきた。喉に当てていたマイクをはずすと今度は耳に当てた、が、まだベースは鳴っている。”何でだ??”他の誰もベースはやっていない。次は頭だ、次はケツだ、スゲー!!テツの体はどこでもベースが鳴らせるんだ!!思った人は手ー挙げて。はい4人。何とマイク一本でDrum&Baseをやってのけた。で、さらにパーカス物真似。ケンゾー、オッ君、ヤシ、ケンゾーと120%(デフォルメしすぎかよ!)そっくりな動き&サウンド&骨だった。ていうか、鉄っちゃんケンゾー好きなの?

 そんな鉄がさらにリードヴォーカルもやっちゃうんだぜ!!Yo!!どんな歌声なんだ?なんてヤバインだ。まるでアニメソングだ。まるでコロ助だ。ったりめぇだ!!「ハジチュ」こと「はじめてのチュウ」だ。涙もんだ、色んな意味で。書くの慣れないもんだからダンダン頭がおかしくなってきた。

やはり鉄は
凄い男なのだ。




らすとぉー

  そんなこんなで、あっという間にも色んな事があった。最後になってしまった。いわずもがな「与作」だ。初生「与作」だった人も多かっただろう?ズンドコドッコイ、ズンドコドッコイだ。さあみんな一緒にズンドコドッコイズンドコドッコイ、一番速く言えたもんねーっ!!って人は手ー挙げて。はい5人。




恒例楽屋裏話

 同じステージでうたった『Dynamite A Go Go!!』はベース以外全員女性のセクシーパワフルソウルフルグループ。『Aji』は凄すぎるバンド。打ち込みバック付オリジナルソング中心に歌う超激うまバンド。これには正直言って男達もビビッたー!!!で、仲良くなりたくて、それぞれに貢物を献上したのでした。『Dynamite』には星空が掘られた深いブルーの瓶に譜面のプリントされた銀のラベルが貼られたとてもムーディーな白ワインを、『Aji』にはピクルス漬け数キロの瓶詰め(けっこうでかい)を渡したところ、どちらも非常に喜んでくれました。そしてなんと『Aji』のメンバーのブンさんがステージでそのお礼に鉄のあの黒サングラスをドラゴンボールのスカウター型にしてくれました。”じゅ、十八万だとぉぉぉ!!??”うらやましく思ったアサイも自分のをこっそりスカウターにしてましたが、照れ隠しに偶然なったんだと言い訳してました。
BELL'S
楽屋の図


  


監修:MENKEN